お金が急に必要になったにも関わらずまとまった貯蓄がないときには、
キャッシングを考える人は少なくないと思います。
しかし、お金を借りることは、もし返済できなかったときのことを考えると、怖さも付きまとう物です。

では、果たしてキャッシングは善か悪かということについて、
メリットとデメリットの観点から考えてみることにしましょう。

キャッシングのイメージ

まず、キャッシングに対して一般的に抱かれているイメージを考えてみましょう。
キャッシングに対して怖いイメージを抱いている人の多くは、
金利が非常に高くて一度借りると二度と抜け出せなくなる
支払いが遅れるとそれを理由に借金はどんどん膨れ上がっていく
その結果ヤクザな人々が取立てに来るようになり、夜な夜な怯えなければならず、
まともな生活を送ることが困難になる、というイメージを抱いています。

このイメージはあながち全部が間違いとは言えません。
実際に借金に手を出したことによって、そのような状況にまで転落していく人もいるからです。

しかし、半分は間違いであると言えます。
借金というのは、国が定める貸金業法に則った正式な貸金業者や一定の条件をクリアした安心キャッシングから
借りるならば「一旦借りたら二度と抜け出せずに借金地獄に陥る」というようなことはありません
なぜならば、総量規制という定めによって、顧客の年収の3分の1以上の
金額は貸し付けることができないから
です。
したがって、返済できる範囲内でしか借りることはできません。

返済できる範囲内で借り、毎月決まった額を返済していくという
きちんとした計画に基づいて借り入れをすることができるならば、借金に苦しむことはないのです。

しかし、計画的に借り入れを行っていても会社が倒産したり、
仕事をクビになって収入がなくなれば、当然返済計画は意味を成さなくなり、
返済が滞り、遅延損害金は膨らんでいき、借金地獄に苦しむことになります。
また、無計画に借入をした結果、毎月の返済に苦しむようになり、違法な業者から借入を行う人がいますが、
このような人は借金に苦しむ典型的なパターンの人です。

つまり、キャッシングが善か悪かは、利用する人次第ということになります。

善→メリットについて

キャッシングが善か悪かを考えたとき、キャッシングをうまく使える人にとっては善であり、
うまく使えない人にとっては悪であると言えます。
うまく使えるというのは、メリットを十分に享受できるということです。
ここでは、キャッシングのメリットを考えてみましょう。

キャッシングのメリットは、やはりお金が急に必要になったときに 立て替えるためのお金を用意できるということです。冠婚葬祭や事故・病気などの突発的な事情によって急に大きな出費を強いられたとき、 蓄えがない人はお金を借りる必要があります。

こんなとき、大手消費者金融からの借入であれば審査も比較的短く、 即日融資に対応しているため大変助かります。定職についている人であれば、借りられないということはあまりないでしょう。

しかも利息は日割り計算で加算されているため、もし給料日が明確に設定されており、
その日になれば確実に返済できるという人にとっては、
当座のしのぎとして非常に便利な存在となるのです。

このメリットを最大に生かすためには、利息の計算が日割りになっていることを重々理解しておきましょう。
キャッシングの金利は50万円以下では18%と設定されていることが多いため、
借入期間が長くなると返済金額も多くなるので、メリットがあまり享受できないことになります。
長期間の借入をしてしまえば、貸金業者の思うツボです。

試しに、借入期間が長くなる場合と短くなる場合を考えてみましょう。

【金利18%で30万円を借り、10日で返す場合】
30万円×0.18÷365×10≒1479となり、10日後に給料日であり、
確実に返すことができる保証があるならば、約1500円の利息を支払えばよいことになります。

【金利18%で10万円を借り、30日につき10万円を返して90日で返す場合】
1ヶ月目→30万円×0.18÷365×30≒4438 
2ヶ月目→20万円×0.18÷365×30≒2958
3ヶ月目→10万円×0.18÷365×30≒1479
4438+2958+1479=8875

となり、10日で返したときに比べて大きな差が出ることになります。
数十万円を借りて48ヶ月(1440日)で支払うのが標準の返済プランですが、
そうなればどれほど多くの利息を支払わなければならなくなるかは容易に想像出来るでしょう。

このように、キャッシングのメリットを十分に享受するためには、
短期間での返済は必要な条件になってくるでしょう。

悪→デメリットについて

次に、キャッシングのデメリットを考えましょう。
ひとつは上記の例でも見たとおり、金利が高いために返済期間が長くなれば
支払総額が非常に大きくなる
ということです。
貸金業者は金利で儲けていると言われますが、それは標準の返済プランを48ヶ月に設定し、
出来るだけ長く貸し続ける事によって儲けているのです。
これこそがキャッシングのデメリットであり、計画的に返済できない人は利用しない方が良いと言えます。

しかし、キャッシングのデメリットにはより大きなものがあります。
それは、何らかの理由によって返済困難となったとき、
他の業者から借入れて返済に充てることによって、
借金が膨れ上がっていくことにあります。つまり自転車操業の恐怖です。

簡単にお金を借りられるとわかったとき、金銭感覚が狂う人がいます。
そのような人は安易に借入を繰り返してしまい、やがて返済困難になり、
他社から借り入れることで返済を補うようになり、多重債務に陥ります。
多重債務に陥れば健全な業者からの借入が難しくなるため、
やがて違法な営業をしている闇金融業者などに手を出すことになります。

正式な業者から借り入れている間は、多重債務に陥っても
おまとめローンを利用するなどで救いようはありますが、闇金融に手を出したらほぼゲームオーバーです。
違法な金利で貸し付けているため返済は非常に難しく、取り立ても違法なものでかなり厳しいものです。
金融物の漫画を読むと、闇金融業者が非常に暴力的な方法で取立てを行う描写がありますが、
まさにあのような取り立てが現実に行われることになります。

基礎の事を知りたい方が多いようですのでキャッシングとはを見ておけば本当に基礎ですがわかると思います。

簡単にお金が借りられることを知ることによって、多重債務への第一歩に立つ

このことこそが、
キャッシングの真のデメリットであると言えるでしょう。
簡単に借入できることを知ると必要以上に借りてしまう可能性があるんです。

したがって、このデメリットを回避しつつメリットを確実に享受するためには、
借入先は絶対に1社に限定する、ということを守る必要があります。
2社以上借りた時点で、返済は1社のころの倍になるわけですから、かなり厳しいものがあります。

どうしてもお金が必要となった時にのみ、1社から借りるようにしましょう。定職に就いていれば50万円の融資枠は比較的簡単に得られます。50万円あれば大抵の出費には耐えられると思いますので、融資枠内で対応しておき、あとは追加融資を受けることなく、
出来るだけ早期に完済
することを目指しましょう。

このように利用すれば、キャッシングは善となります。 2社以上利用すればキャッシングは多くの場合悪となります。

キャッシングを利用するためには、
善なる部分のみを享受するようにしましょう。

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